CULTIVATION栽培
庭でつくる『きのこ』の育て方
きのこの育て方から、収穫するまでの
お手入れ方法などをご紹介します。
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原木伐採(根倒し)
伐採した原木は、枝・葉を付けたまま均等に
水分を抜きます。(葉枯し)5~30cm位の
太さの木が最適。 -
玉切り
根倒し後1~2ヶ月位乾燥させてから玉切り。
しいたけは、木口にヒビ割れが1cm程度入った頃。
なめこ、その他のきのこはあまり乾燥させない。 -
植菌
玉切りしたらすぐ植菌しましょう。
菌を植える穴はドリル等で千鳥状かラセン状にあけます。 -
ほだ木管理(仮伏せ)
水はけが良く暖かいところに置き、コモや遮光ネット等で囲み、時々散水し5月頃まで保温・保湿します。
植菌後の一週間は毎日。その後は週に2~3回散水します。
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ほだ木管理(本伏せ)
風通しがよく雨の当たる木の下等に置く。
直射日光があたる場合は、遮光ネット等で日陰を作ると良いでしょう。また、2~3か月に1回天地返しをして、
ほだ木のどの部分も同じ状態にしてください。 -
発生・収穫
きのこは菌を植えて標準で2年目の夏を過ぎてから収穫できます。風通しの良い場所で、直射日光に当たらないように手入れをすると、数年間は収穫できます。
きのこの傘が開かないうちに収穫してください。※きのこの種類や植菌の数により
早く出るものもあります。
きのこ収穫計画表
菌を植えて2年目から収穫ができます。
HOW TOきのこ菌の植え方
菌の植え方、ほだ木の並べ方について
きのこ菌の植え方
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孔の大きさ
直径8.5mm、深さ25mm以上
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使用する物
ドリル、孔あけ器
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方法
縦10~15cm間隔に5~9ヶ所植える。
横(円周)に3~5cm間隔に植える千鳥状・ラセン状
※木口の近くや節・傷の周囲に多く植菌する。
※ほだ木の直径(cm)の3~4倍以上の数の駒菌を植える。
ほだ木の並べ方
しいたけの場合
よろい伏せ
植菌1年目はなるべく低く伏せこむ。
ムカデ伏せ
立て込み
二夏経過したら、立て込みする。
なめこ・ひらたけ・えのきたけ・きくらげ・たもぎたけ・ぬめりすぎたけ・ぶなはりたけ・むきたけなどの場合
伏せ込み場所の湿度の多寡に応じて並べ方を変えてください。
通常は地伏せです。
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地伏せ
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片枕伏せ
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低いムカデ伏せ
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土伏せ